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2024年9/21(土) YCA卒業生ライブイベント レポ

YCAでは卒業後にライブの企画案を提出して自分のやりたいライブが出来ます!

今回のレポートは企画案を提出した作家達が事前準備で何をしているかについてです!

今回は4公演ありました!

 

 

 

まずはリトル漫才ウォーリアーズ

担当作家はYCA2期生の島さん

 

 

今回が4回目のユニットライブです。

 

 

本番当日の作家は作成した台本を元にリハーサルを行い、実際にコーナー等が成立しているかを確認します。

リハを行うのはゲームコーナーや、コント、音源を使う箇所などです。

ゲームコーナーは立ち位置や道具の位置を確認します。コントでも道具や音源を流す場所を確認します。

もし、実際にやってみて変な場所があった時は臨機応変に対応するのも作家の業務になります。

 

 

罰ゲームで使うものを作成しています。

 

 

 

このライブは少しYCA卒業生ライブの中では少し特殊です。まず出演者がNSC38期や39期と少し上の方々です。

またライブ開始にはオープニングVTRやオープニングアクト、落語でよく見るめくり等があります。

島さんに聞きました。

 

出演者に先輩方が多い理由

島「最初はほずみさんが好きでほずみさんを軸に考えていました。

ほずみさんに誰とライブやってみたいですかと聞いた所、この3組の名前が上がったんです。」

演者が楽しめるライブの秘訣だと感じました。

 

OPVやオープニングアクト、めくりについて

島「これらも全部、演者の方がやりたいと言い出して始めた事になります。

しかもOPVは国道アリスのかとうスムージーさんが作ってるんです!」

かなり手の混んだOPVの上、リトル漫才ウォーリアーズは今回4回目、そのどれもが違うOPVですので驚きです。

 

「出演者4組、私含めて皆が仲良く、皆でより良いライブにしたいと毎回毎回一緒に成長して行ってます。」

島さんはYCAに入った時はライブプロデューサーコースでしたが、現在作家として活躍しています。

 

ガクラン

担当作家はYCA2期生の中谷さん

 

 

今回が3回目の公演です。マンゲキ所属を目指す4組のユニットライブです。

 

 

 

本番前日までに準備する物です。他にも台本や、出囃子用や客入れ用のBGM、ゲームコーナー開始のゴング音等SE、小道具や映像の用意も必要です。

 

 

公演中、作家にはいくつかの仕事がパターンとしてありますが、新世界ZAZAの場合は映像出しと時間管理と時間に伴ったSEを出す事です。

映像出しはモニターに出す映像を切り替える仕事です。主にパワポのスライドショー機能で行います。

時間管理は漫才の尺やコーナーの時間を計測して、ライブ終了時刻通りに終わらせる為に行います。

そして時間に伴ったSEとは、ゲームコーナーで尺が伸びすぎた場合等にゴング音等で強制終了させる為の業務です。

このパターンを前もって台本に記載し、SEを追加し、MCに伝えておく必要があります。

 

 

コーナーはときヲりぴーとのりぴーとさんの持ち込み企画で、学園ドラマコントというもの。

今回でこのユニットライブは3回目ですが、新世界ZAZAの様な広い会場では初めてでした。

中谷「今回、コーナーをもう1個用意したのですが、1つ目のコーナーが盛り上がったので、2つ目は飛ばしました。

1つ目のコーナーは考えた時から、凄く伸びるかすぐ終わるかのどっちかだと思っていたので、2つ目のコーナーはどちらにも対応出来るような物にしていました。

またこの事は事前に照明さんや裏方の人にも伝えていました。

広い舞台だからこそ出来る様なコーナーができて満足です。出来なかった2つ目のコーナーも次に出来たらなと思います。」

公演中の時間管理は作家の大事な業務の1つになります。

 

フグ食って寝るだけ

担当作家はYCA2期生のふじ岡さん

 

 

今回3回目のユニットライブ。

 

 

名前もだいぶ変わっているこのライブ。

出演者も癖のある人が多い様です。

ふじ岡「癖のある人4組だからコーナーを考える時は振り切って変な世界観を作るようにして、出演者達に合うような内容にしています。

ライブ名も出演者が大喜利の様に決めました。だからその世界観をなるべく出せるように、客入れ中にフグが泳いでる動画等を流しています。」

演者の魅力を引き出すのは作家の努めであります。

 

 

このライブの為にYouTubeチャンネルを作成して、その中で旅行に行くなどお金を掛けてコーナーを作っています。

ふじ岡「これも演者方からやりたいと言い出した事なんです。」

ユニットライブは演者達の自主性を産みより良いライブへと昇華させるようです。

 

作家はそのサポートをする仕事でもあります。

 

 

最後は、

笑いで通天閣を吹き飛ばせ!ビリビリゲラゲラ寄席

 

 

担当作家はYCA3期生の池田さん、YCA2期生の中谷さん、YCA2期生のふじ岡

このライブはYCA卒業生ライブの枠では無く、

NSC卒業生の枠です。

NSCで現在アシスタントを行っている方が、企画書(イベント内容や出演者を書いた物)を提出して通った物です。

今回はNSC46期生、ヘイワの軟骨が提出したもので、メイン作家にYCA卒業1年目の作家が1名、

サブ作家にYCA卒業2年目の作家が1名選ばれる形式である(今回は特殊でサブ作家が2名)。

今回のメイン作家は池田さんです。

 

 

ネタとコーナーの間に芝居が入ったり、

通天閣軍とヘイワ軍の対決構造だったりと

このライブも設定をしっかりしていました。

 

 

池田さんは今回が初めての担当ライブです。

サブ作家の先輩に教えてもらいながら台本や小道具を完成させたと言っています。

池田「演者達が楽しそうにやっていたので良かったです。今後はもっともっとお客さんにも楽しんで貰えるライブをつくりたいです。」

 

 

このYCA卒業生ライブやNSC卒業生ライブには目的があります。

それは1年目の作家が1からライブの作り方を学ぶという事です。

加えて出演する方々にも舞台に立って経験を積むことが出来ます。

YCAでライブの基本的な事を学び、卒業後は実際にライブを作る事で、作家に必要な力が確実に身につきます。

そして、同期の芸人達とも仲良くなり、より多くの方と関係を築く事が出来るでしょう。

上田ヒロ(YCA3期生 構成作家コーナー卒業)

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